時は金なりは本当に正しいのか?

みなさんは時は金なりという言葉を知っていますか?

意味は

"《Time is money.》時は貴重であるからむだに過ごしてはならない。"

                                                                                  コトバンクより引用

です。この最初の英訳部分 Time is money に着目して今回は記事を書いていきたいと思います。

まずこの英文 Time is Money  このようにわけることができます。赤が主語のS、青が動詞のV、緑が補語のCを表しています。

 

Time is moneyは時間はお金である。日本語の“は”の意味、そしてS=Cの関係により、Time=Moneyという関係が成り立っているといえます。

それでは時間→お金について見てみましょう。時間をお金に換えることはできると思いますか?できますね、その一番典型的な例がバイトです。1時間の時間を提供して、その1時間を時給としてお金でかえってきますね。それでは逆を見てみましょう。お金→時間をみてみましょう。私たちはお金で時間を買うことができると思いますか?ここは見方によって変わる部分で、他人の時間を買うことはできます。その例としては家庭教師です、これはさっきのさっきの時間を提供する側から買う側になりました。しかし、自分の時間を買う、単純なことをいえば寿命を延ばすなどということはできません。なのでこの下の命題は成り立たないといえます。なのでTime is moneyはTime→Moneyとはいえますが、Money→Time とはできないのです。これはTimeはMoneyに対する十分条件といえます。数学の世界では必要十分条件でないと=とは呼べません。なのでTime≠Moneyとなります。以上により私は、Time is moneyの動詞にisは不適切だと主張します。また日本語の時は金なりについても同様です。ならなにがいいのか?私ではいい例が思いつかなかったのでなにかいい例があったら教えていただきたいです。以上、短い文章でしたが読んでいただきありがとうございました。